ウィズコロナを見据え、レジャー企業の事業再構築を資金面で支援   《商工中金》

 商工中金は、地域経済への影響力を有する中小企業の皆さまが取り組む、産業構造の変革へ の挑戦を、関係機関と連携を図りながら、積極的にサポートする政府系金融機関。

商工中金高松支店では太洋開発株式会社(高松市 樋口 高良社長) に対し、地元の百十四銀行と協調して、新型コロナウイルス感染症の影響に対応する設備資金等 1 億 4,000 万円を、期間 10 年期限一括償還型の資本性劣後ローンで融資を実行した。なおこの案件は、株式会社船井総合研究所と連携して中小企業の事業再構築とマーケティング支援を行う第 1 号案 件という。

大洋開発は、ボウリング場や滞在型リゾート施設等の運営業者。県内外にボウリング場を構 えるとともに、岡山県総社市に西日本最大級の屋外プールを備えた「サントピア岡山総社」(※1)を運営しており、 ビジネスからレジャーまで幅広いニーズに対応している。

※1,1980年に開設された旧岡山厚生年金休暇センター・ウェルサンピア岡山が前身。社会保険庁の年金財源確保策の一環で売却され、2009年の入札で岡山・香川でボウリング場を経営する太洋木材のグループ会社の太洋開発が落札し、施設をほぼ引き継ぐ形で同年12月にオープンした)

また同社は、地域の中核施設として婚礼から研修等の多様なニーズに対応し、交流人口の増加に 大きく貢献してきた。今回の新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言等の発令を受 け、営業時間短縮や施設の休館を余儀なくされたものの、徹底した感染対策を施し万全の体制 を整えるとともに新たにグランピング事業参入を核とした事業再構築を計画。

商工中金では、現地訪問や経営者へのヒアリングを含む綿密な事業性評価を 、Value up レポート※2,顧客との信頼関係を深め課題やニーズを共有し、企業価値を高めるため作成する事業性評価)

にまとめ、同社の強みや財務上の課題を確認。提携先の船井総研と連携しながら、既存事業を見直すとともに新たに取り組むグランピング事業を精緻に調査した総合事業計画の策定をサポ ート。

事業再構築に係る補助金の活用等、複合的なソリューションを提供。同計画を百十四銀行と共有し、民間金融機関が運転資金を、商工中金が資本増強効果のある資本性劣後ローンを活用しながら、財務基盤の拡充と金融取引体制の強化に貢献していく。商工中金は地域経済にとって必要不可欠な中小企業の価値向上を、地域金融機関や関係機関と連携してサポートすることで、地域活性化に貢献していく。

【太洋開発株式会社の概要】

所在地/高松市観光通 2-10-15

資本金/1,000 万円

代表者/樋口 高良

従業員数/68 名(2021 年 1 月現在)

業種/ボウリング場・複合施設運営

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