地方創生の取り組みに向けて、三木町(伊藤良春町長)の産学官民連携が加速しています。
町と高松大学・高松短期大学(佃 昌道学長)、第一生命保険㈱東四国支社(齋藤 敏支社長)が、それぞれ包括連携協定を結びました。
3月26日、三木町防災センターにて開かれた協定式では、高松大学・高松短期大学と「子育て支援」をはじめとする協定を締結。
同校の持つ幼稚園経営のノウハウや人的リソースをいかして、町立幼稚園・保育所のこども園化を検討する勉強会を開くほか、地域振興や人材育成など複数のテーマで協働することが決まっています。
同日、第一生命保険東四国支社と「高齢者支援」や「スポーツ振興」に関する協定を締結。同社の認知症予防の活動や知見を、町民サービスに取り入れ、健康寿命を延ばすための町民向け健康増進イベントの開催や、エンディングノートの配布などを行うとしています。
町はこのほど「第2期三木町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定を発表。今後5年間の施策を新たにまとめ、人口減少対策を最上位の課題として、多分野の連携を進めています。