【香川の漁業】瀬戸内の香川県観音寺市・伊吹島。いりこ漁で有名な島内で大漁祈願イベントを開催。

観音寺市築港付近の飲食店、蒲鉾店など6店舗の有志が、いりこ漁の大漁を祈願し、今年初となるイベントを6月13日に開催した。

今年も翌6月14日から、伊吹島のいりこ漁が始まった。いりこの原料となるカタクチイワシは6月〜9月が最盛期。

伊吹島の沖合で漁獲されたカタクチイワシを用い、伊吹島で加工された煮干魚類で、伊吹漁業協同組合が取り扱うものを「伊吹いりこ」といいます。サイズにより大羽、中羽、小羽、カエリという銘柄があります。「伊吹いりこ」とはこれらを総称した名称です。「伊吹いりこ」の特徴は、漁場と加工場が非常に近く、漁獲から加工まで網元が一貫して生産していることです。一貫生産体制による鮮度が、上質な伊吹いりこを生み出しています。

観音寺漁業協同組合の魚市場前では、地元子供たちのダンスチームDic(ダンス イズ チャレンジ)がダンスを披露。

また、近くのアオハタ鮮魚店もこの日に合わせて100㎏のマグロを仕入れ、解体ショーを行った。

観音寺のちょうさで知られる和太鼓演奏等もあり、梅雨の晴れ間に噂を聞きつけた近隣住民らが集まった。 有志らは、毎年開催出来るようにしたいと話し、地元の子供たちの発表の場も無くなった最近、賑わいの場を創出した大漁祈願であった。

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