高松市屋島のふもとにある住宅街にひっそりと佇む、隠れ家のようなシュークリームとフランス菓子のお店が、1月7日に誕生した。
この「chox小屋(シューゴヤ)」(高松市高松町二一七五−三三 TAKAMATSU JAM4.5 1階)を経営するのは、安井日奈店長23才だ。
この若き店長は高松市牟礼町の出身。高校卒業後、大阪の辻製菓専門学校へ進学し、基礎から徹底的に製菓の技術を身につけ、大阪で3年間 フランス菓子の修業を積んだ。22才で高松に帰郷し、地元の製菓店で勤務していたが、縁に恵まれこの場所で店を開く機会を得た。
強力粉を使い、皮が分厚くパリッとしたクッキー生地のシュークリームは出来たてが格別。予約の注文には、時間に合わせてクリームを絞って用意する。丁寧な仕事ぶりで、理想のシュークリームを追求している。
メニューはカスタードと生クリーム2層のクリームに大きないちごを丸ごと一粒入れた「シュー・フレーズ 330円」(税別)。愛媛県産和栗の甘味を楽しむ「シュー・モンブラン 360円」(税別)など。
12月のプレオープン期間では、口コミで評判を聞きつけた人が集まり、開店後あっという間に完売してしまった。「ひとりで作っているので1日230個ほどしか作れません。売り切れになってしまったお客さまもいて、その点がこれからの課題です」と嬉しい悲鳴。 ℡〇八〇−四七七二−九八一〇 営業時間10時〜18時(売り切れ次第終了)。火・水曜日定休。イートイン、テイクアウト可能。