貴重な郷土資料デジタル化しインターネット上で公開 〜 香川県立図書館〜

郷土資料のデジタル化を進めている香川県立図書館(高松市林町 渡邊勇人館長)が、新たに明治時代に出版された郷土資料を中心にインターネットで公開した。今回のデジタル化に際し、(公財)松平公益会(高松市玉藻町 佐伯 勉理事長)より50万円相当の助成を受けた。

2月4日に目録の贈呈式が開かれ、県教育委員会の工代祐司教育長が「県民の皆さまも気軽に郷土の歴史や文化に触れることができるようになり、大変嬉しく思っています」と謝辞を述べた。

助成により作成したコンテンツは「木守デジタルライブラリー」と銘打ち、2月より県立図書館デジタルライブラリー内に公開。「香川県管内図 実測細密」や「四国遍路御開基弘法大師御縁起」など貴重な古文書9点、絵画4点がいつでも無料で閲覧できる。
同館はデジタルライブラリーを2014年12月開設。現在公開されている資料は古文書295点、古地図などが60点。トップページのアクセス数は、一年間で約40万(2019年度)と、大きな反響を呼んでいる。


左から:松平公益会 佐伯 勉理事長、県教育委員会 工代祐司教育長

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