高松市の商店街に今、響く槌音、マンション供給が増えまちなか居住がより身近に。

高松市中心部には長いアーケード街が続いている。その中で複数の建設現場で槌音が響く。写真は南新町商店街の中程。南部三町ドーム広場に隣接する一角に建築現場の仮囲いと足場が組まれ始めた。囲いにあるのは「分譲マンション建設予定地」という看板とあなぶき興産の文字。ほぼ一区画分を解体していき、その跡地に分譲マンションを建設するようだ。規模が気にナルところだが、かなりの大規模なマンションが建つのではなかろうか。

建物が老朽化して1階の商店と2階くらいまではテナントが埋まっても、上層階を埋めるのはなかなか厳しいご時世でもある。あえて分譲マンション建設を選択するのは、都心生活が人気となっていて地価も以前と比べて低下して来ているので、手頃な販売価格を期待できるという点、あと事業費を早期に回収できるということもあろう。

ここから東へ入ると空きテナントが多くあるトキワ街商店街。だがここでも旧大型商業施設の跡地でJR四国が中心となった大型の高層マンションの建設が急ピッチ。商店街活性化の切り札的な大型事業である。

そして北側に位置する丸亀町商店街の中程でも、大規模な再開発計画が進行していて、分譲マンション開発がセットになっている。アーケードに隣接していれば、雨の日でも濡れずに移動出来るなど日々の生活には大変便利である。またシニア層ならマイカーを売却して徒歩や自転車、バス中心の生活スタイルを選択できる。

一方、商店街側でも街並みが綺麗になり、居住者が増えると周辺の商店で買い物をする消費者が単純に増える効果を期待できる。と同時に生活に必要なインフラ機能が必要となることから、そうしたテナントの空き店舗への入店も期待できる。

こちらもマンション事業を担うのは地元のあなぶき興産である。

中央商店街には丸亀町、南新町、トキワ街のほか、田町、トキワ新町、ライオン通り、片原町、兵庫町の各商店街が連なっている。そのうち最もビルやマンション等の開発が進んでいるのが兵庫町の西側商店街である。ただ賑わいの観点では通勤客が中心となっており、店舗も少なく物足りない。

その点、丸亀町商店街は高松三越から南側へ延びる最もにぎわいのある商店街。北側と南側の部分は既に再開発が終了していて、残りの街区も順次進めていく。そして現在トキワ街に高層マンションが建設されて、今回、南新町商店街の中央部で建て替えによる大型の再開発がスタートする算段である。今後、マンションの詳細が分かればまたこの項でお伝えしたい。

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