初のオンラインイベントでも行われた「さぬき映画祭」

 2月13日(土)・14日(日)に「さぬき映画祭」を開催した。今回は新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた開催様式を導入、イオンシネマ高松東やレクザムホールでのリアル上映会と合わせて、初めてオンライン配信を組み合わせた。



 13日(土)の開会式では、映像化に向けたシナリオを募集する企画の受賞者の発表を行い、県内外から35点の応募があり、大賞1名と優秀賞4名の受賞を決定。中島貞夫監督からも、受賞者へ応援メッセージが寄せられた。

 オープニングは、昨年亡くなられた故大林宣彦監督へのトリビュートとして香川県ロケ映画「青春デンデケデケデケ」の上映・ライブ配信。収録での参加となった原作者・芦原すなおさんと観音寺第一高等学校の生徒さんの対談を上映・配信した。映画を題材に、世代を越えた対談は話題を呼んだ。

 今回初となるオンライン配信独自の内容として、香川県出身で国内外で活躍する著名なアーティストをゲスト講師として迎え、特殊メイクや効果音などの映画講座を行ったほか、地元で活躍する翻訳家の小河恵理さんや映画コメンテーター帰来雅基氏による、名作ミュージカル「雨に唄えば」の字幕翻訳や鑑賞の仕方を学ぶ講座が行われた。
 今回、コロナ禍での新たな取り組みとしての企画ながら、さぬき映画祭に参加したくても普段は全国からなかなか香川へ来場が難しい人にとっても、十分楽しんでもらえるものとなったことは、今後の広域対象にした地方映画祭の開催様式に繫がったと感じられるものとなった。

 今回で第15回目となった「さぬき映画祭」は、香川県の映像・映画文化の振興に充分な役割を担っていると同時に、郷土愛の熟成につながってきており、今後も継続した取組として新たな企画にも期待をしていきたい。

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