社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシ(東京都品川区 関藤竜也社長)と「香川県」は食品ロス削減に向けた連携協定を締結した。クラダシにとって都道府県との連携協定締結は初めてとなる。クラダシと香川県は今後相互に協力し、香川県内の食品ロス削減に向けて取り組みを実施していく。
日本は年間612万トンものまだ食べられる食品を、2兆円かけて廃棄していると言われており、国民1人当たりに換算すると、国民全員が毎日お茶碗1杯分の食べ物を捨てている計算。これはアジアでワーストのフードロス量という。食料自給率の低い日本では大量に輸入し大量に捨てている。
この現状を改善するために令和元年10月「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称 食品ロス削減推進法)が施行されている。日本は事業系食品ロスを2030年度までに2000年度比で半減するとの目標を立てており、各自治体としては来年度以降の公民連携やフードバンクの活用を盛り込んだ食品ロス削減推進計画を立てる必要に迫られている状況である。