讃岐うどんだけじゃない!「香川県産品」テーマに創作中華

香川のおいしいものは、讃岐うどんだけではありません!

香川県産の食材を使った中国料理の美味しさを広めようと、日本中国料理協会香川県支部(北川 仁支部長)は先ごろ、「香川県産食材を使った中国料理コンクール」を初めて開催しました。

優秀な料理は、実際に香川県の中華料理店で提供される予定とのこと。楽しみですね!

とくに優秀な創作料理がずらり。審査員は「どれも本当においしくて、選ぶのに苦心しました」と言っていました。

コンクールの一次審査には、同支部に所属する料理人から創作料理計45品の応募がありました。優秀な作品としてそのうち6品のメニューを選出。

「見た目やアイデアだけではなく、おいしさも大切!」と、実食審査による最終選考を経て、受賞者が決まりました。

10月16日、中国料理華宮で表彰式が開かれ、県産小麦やオリーブ牛などを使ったメニューが最優秀賞に輝きました。

最優秀の知事賞は、中華料理彩宴の料理人・長谷川良多さんの「オリーブ牛と小原紅早生のさぬきの夢クレープ包み」。中華味噌で炒めたオリーブ牛にミカン、レタスなどをさぬきの夢で練ったクレープに包んだ料理です。

最優秀賞に輝いた長谷川さん「オリーブ牛と小原紅早生のさぬきの夢クレープ包み」

審査員からは「味噌味のオリーブ牛にミカン?と、すこし意外な組み合わせだったのですが、食べてみるとミカンの爽やかさがマッチ。栄養バランスも良く、さっぱりと食べ進められ、とっても美味しかったです」と好評。

受賞した長谷川さんは「まさか自分の料理が選ばれるとは思わなかったです」と驚きつつも、「今後も皆で新しいメニューを開発していきたいです!」と明るく話しました。

北川支部長は「このコンクールが、コロナ禍の影響を受けている飲食業界を盛り上げるきっかけになればいいなと思います。次年度以降、さらにコンクールの活動の幅を広げていきたいですね」と意欲を見せています。

入賞した料理は各店で提供する予定だといいます。さらに、北川支部長は「レシピを各店で共有して、受賞した創作料理をさまざまな中華料理店で提供できれば」と話しています。

ほかの入賞者は次の通り。▽香川県健康福祉部長賞=大野桂一(桃花苑)▽香川県農政水産部長賞=中井和人(北京)▽香川県交流推進部長賞=神内英彰▽日本中国料理協会長賞=矢山隆幸(桃煌)▽同協会県支部長賞=小林隼也(長江SORAE)

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