プロ野球を今シーズン限りで現役引退した元阪神タイガースの原口文仁選手と、元プロ野球選手の岩田徹氏を招いた少年野球教室が、高松市立東部運動公園で開催された。
この取り組みは、㈱イノウエ商会(高松市丸亀町 井上一重社長)が主催し、㈱三祥(高松市 梶尾哲也社長)が協賛。「地域の子どもたちに夢を与えたい」という思いのもと、地域貢献活動の一環として毎年実施している。
当日は、香川オリーブガイナーズの選手3名も協力に駆けつけ、県内の小学生野球4チーム(約60名)を対象に、ポジション別の基本練習を指導。
キャッチボールや守備練習に加え、原口選手への質問コーナーも設けられるなど、子どもたちにとって学びと成長につながる貴重な時間となった。

また、チーム対抗のベースランニング競争では、優勝チームに原口選手が実際に使用したサイン入りバットが贈呈され、子どもたちだけでなく、保護者からも大きな歓声が上がった。 原口選手は「みんながとても良い表情で野球を楽しんでいて嬉しかった。大人になっても、今の気持ちを忘れないでほしい」とエールを送った。
原口選手は2019年1月に大腸がんと診断され、手術と抗がん剤治療を経て現役復帰。24年1月には、がんの完治を報告している。
主催した井上社長は「原口選手のように難病を患ってもプロとして活躍し続けた選手がいたことを、子どもたちには覚えておいてほしい」と語り、今後も野球教室を通じて夢を持つことの大切さを伝えていく考えを示した。










