マリオット・インターナショナル(本社:米国メリーランド州、代表取締役兼CEO:アンソニー・カプアーノ)は、四国旅客鉄道株式会社(香川県高松市、四之宮 和幸社長)と、四国初進出となる「コートヤード・バイ・マリオット高知」を2028年秋に開業すると発表した。
高知県は、北部に急峻な山々が連なり、それらを源とする清流が森林を縫うように流れ、広大な太平洋へとそそいでいる。変化に富んだ自然美、固有の食文化や生活文化が残る清流の流域は、世界から訪れるゲストにとってユニークな体験のフィールドとなる。
新ホテルは、羽田空港から飛行機で約120分、高知駅から車で約10分にある高知市の中心部に建設予定で、高知城やショッピング・グルメが楽しめる商店街エリアには、徒歩でアクセス可能。車で1時間圏内に仁淀川・吉野川・物部川といった清流があり、アクティビティを通じて自然・文化を体験するアドベンチャートラベルにも最適な立地となる。
このホテルは四国旅客鉄道株式会社が所有して、EastGateホスピタリティーが運営を担当する。客室は210室を備える予定で、付帯施設ではオールデイダイニング、ミーティングルーム、最新のフィットネスジムをご利用していただける。
現在、中国地方におけるマリオットホテルグループの店舗展開は、広島駅前には旗艦店となるシェラトン・グランドホテル広島、2027年の開業を目指すコートヤード・バイ・マリオット広島の他、道の駅に隣接したローカル立地で展開するフェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅、フェアフィールド・バイ・マリオット 岡山蒜山高原、フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山のラインナップとなっている。四国地方については今回案件が初進出ホテルとなる。マリオットホテルは、同じJR系でJR九州が長崎市でマリオット長崎を開業しているほか、JR東海は名古屋市で名古屋マリオットアソシアホテル、JR東日本が東京・竹芝でメズム東京、JR西日本が大阪市で大阪ステーションホテルオートグラフコレクション、JR北海道が2030年代を目指して、札幌市でマリオットの最高級ブランドの開業を目指しているなど、JR各社とのコラボを網羅する勢いである。

2026年開業予定のコートヤード・バイ・マリオット京都駅(完成予想)

今年3月に開業したコートヤード・バイ・マリオット福井
となる。
《日本国内にあるコートヤード・バイ・マリオットホテルの一覧》 コートヤード・バイ・マリオット札幌、コートヤード・マリオット銀座東武ホテル、コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション、コートヤード・バイ・マリオット名古屋、コートヤード・バイ・マリオット白馬、コートヤード・バイ・マリオット福井、コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション、コートヤード・バイ・マリオット大阪本町 『開業予定ホテル』コートヤード・バイ・マリオット小倉(2025年秋以降開業予定)、コートヤード・バイ・マリオット北九州(2025年秋以降開業予定)、コートヤード・バイ・マリオット広島(2027年初頭開業予定)、コートヤード・バイ・マリオット高知(2028年秋以降開業予定)