〝音〟が繋ぐ音楽と茶道 アウローラで第2回音楽茶会

 テーマは「茶会と音楽の融合」。先ごろ、高松市三谷町の音楽サロン「サーラ・アウローラ」で第2回音楽茶会があり、参加者は非日常のひとときを過ごした。

 アウローラ岸上美保さん、七條 功さんの歌と、裏千家の茶道をたしなむ(医社)ジュンアート&サイエンス(高松市)の吉田淳一理事長、サンポート歯科(高松市)の廣岡聖子院長がお茶を振る舞う茶会のジョイント企画。理事長、院長はエレクトーン演奏も披露した。

 昨年9月、初めて開催した音楽茶会。開催後に問合せが寄せられたことから、バージョンアップし2回目が実現した。

 「音楽とお茶の世界、全く別と思われがちだが、音楽はもちろん音が大切、茶道も茶筅を振る音、釜の湯沸かしの音など、音を重要視する。根底に流れる心は同じで共通する点は多い。お茶をより楽しむために音楽がある、良い音楽を楽しむためにお茶がある」(吉田理事長)

 テーブルにはミニキャンドルを並べ、サロン内は礼拝堂をイメージした厳かな空間に仕上げた。

 茶会は料亭二蝶の点心、ワインが用意され、音楽を楽しみながら食事を楽しんだ。

 吉田理事長は「ゲストに育てて頂くイベント。ニーズがあれば不定期で開催を続けていきたい」と話した。

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