大和ハウスグループの大和物流株式会社 2022年5月香川県丸亀市に物流施設「(仮称)丸亀物流センター」を着工

大和ハウスグループで物流を担う大和物流(株)は、丸亀市の湾岸地域に物流センターを建設するべく準備を進めていたが、このほど着工した。


名称:大和物流株式会社「(仮称)丸亀物流センター」
所在地:香川県丸亀市蓬萊町7番5
敷地面積:12,998.56㎡(約3,932.06坪)
延床面積:14,478.60㎡(約4,379.78坪)
構造:鉄骨造地上2階建
バース形状:北側:高床式 東側:低床式
床荷重:各階2.0t/㎡
搬送設備:貨物用エレベーター3基(4.6t:1基、3.6t:2基)、垂直搬送機1基(1.5t)
アクセス:高松自動車道「善通寺インターチェンジ」から約8.4km、瀬戸中央自動車道「坂出北インターチェンジ」から約8.6km、瀬戸中央自動車道「坂出インターチェンジ」から約8.8km
最寄り駅:JR四国予讃線「丸亀駅」から約2.1km
着工:2022年5月11日
竣工:2023年3月31日
施主:大和物流株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
運営:大和物流株式会社
URL:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/marugame

全フロアで床荷重2.0t/㎡を確保しているため、建築資材や飲料、紙などの重量物の保管にも適した施設仕様となっており、また高床式と低床式の2種類のトラックバース(※1)形式を採用しており、さまざまな貨物の特性にあわせて効率的な入出庫作業が可能という。※1. 荷物の積卸しをするためにトラックを接車するスペース

 同センターは、瀬戸中央自動車道「坂出北インターチェンジ」や「坂出インターチェンジ」から約9km、高松自動車道「善通寺インターチェンジ」から約8kmに位置し、四国エリア全域に3時間30分以内でアクセスできる好立地を誇るため、四国エリアの広域配送拠点として最適な場所と言える。
また、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋にも近く、本州へ車で45分圏内と、四国と本州をつなぐ物流の要衝を担う施設としても機能することを目指す。

同センターは、保管や流通加工機能も有する3PL(※2)拠点や四国エリアを商圏とする企業向けの中継・2次配送拠点として、幅広い物流ソリューションを展開していく考えだ。
※2. 荷主企業に代わる第三者として、物流を設計・提案し、包括的に受託する事業形態

 ★ 大和物流について ★
大和物流は、1959 年に大和ハウス工業株式会社の物流子会社として設立し、今年で創立63 年を迎える。建築・建材物流をコア事業とした総合物流業のほか、顧客のニーズに合わせた物流施設開発を全国で進め、現在、自社で管理・運営する物流施設は、98ヵ所・総延床面積約32.2万坪(2022年3月末時点)に上る。また現在、ベトナムの現地法人を軸にグローバルへの展開も積極的に進めている。

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