今日、私はおへんろさんになる 2025年2月23日、遍路道ウォーク開催へ、参加者1万人が目標

 NPO法人 遍路とおもとなしのネットワーク(半井真司理事長)の主催する『一日一斉おもてなし遍路道ウォーク』が、今年度も2025年2月23日(日祝)の開催を決定、参加者の募集をスタートさせている。

 同ウォークは、参加者が約1200kmある歩き遍路道を10km程度(全105区間)に分けて歩き、遍路道の危険箇所や設備の整備状況を点検し、遍路道の環境改善に繋げる狙い。また、遍路道の美化活動や沿道でのおせったいもおこない、より多くの生活者が歩いたり、おせったいに関わることで、地域コミュニティの遍路文化への関心を高め、四国遍路の世界遺産登録への機運醸成を図る目的もある。

 先ごろ、主催のNPO法人、共催となる四国経済連合会、四国家サポーターズクラブ、四国八十八ヶ所霊場会による会見が開かれた。

 

遍路とおもてなしのネットワーク半井真司理事長は「2016年より実施しており、今回が節目の10回目。前年度(第9回)は9300名を超える参加エントリーがあったが、当日の天候不良で参加者は7524名にとどまった。今回から霊場会が共催に加わって頂き、参加者1万人達成を目指したい。キャッチコピーを『今日、私はおへんろさんになる』として、若い世代に四国遍路に関心を持ってもらい遍路路ウォーク参加を呼びかけたい」とあいさつ。

 遍路路点検の参加は、参加人数を確定し、サイト上の遍路道点検マップで区間を確認、希望の区間を選択し参加のこと。他チームが申込済みのコースでも重複して申込可能。

 おせったい参加は、遍路道点検マップの遍路道沿いでおせったい場所を探し、自身で使用許可を得て申込のこと。

 実施時間は9時〜16時で、各チームで選択。

 申込後、申込人数分のタオルマフラーが届けられる。イベント当日、タオルマフラーを着用した集合写真を本部へ送信し、点検、おせったいをスタート。活動終了後、点検による気づき報告、おせったい報告を提出してもらう。

 点検報告には、四国電力送配電のお遍路サポートアプリ「遍路のあかり+プラス」のマップ機能の活用も可能。

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