【小豆島かどや】瀬戸の島、小豆島産ごまの栽培から加工へ挑戦 《かどや製油(株)》

かどや製油(株)、土庄町、農業集団「陽当の里」の3者で取り組む「ごまのみらい小豆島プロジェクト」は、昨年、休耕地約1000㎡で金ごまを約30㎏収穫した。地元小学生も参加して収穫された金ごまは、「ごまんぞく給食」として提供された。

2期目となる今年は、4月末から5月中旬にかけて種まき作業がおこなわれた。 今期は、栽培面積を約2倍、1830㎡に拡大し、70㎏の収穫を目指す。

かどや製油は、小豆島で創業され166年。ごまの総合メーカーとして、ごまを活用し地域産業の振興、遊休地の利活用、雇用創出、過度化の進む地域の活性化に取り組んでいる。

かどや製油の生産本部 小豆島工場の理事生産本部、石田裕樹小豆島工場長は、「幼い頃は、畑の周りにごまが植えられており、母が摩るごまの香りで朝、目が覚めた。昨年、収穫した残りと、今年収穫が上手くいけば、限定数で少量になるが、ごま油、ごま製品への加工、販売を考えている。国産のごまは味も、炒った時の香りも格段に良く、地元小学校への給食提供と商品化が目標」と話した。

タイトルとURLをコピーしました