10月中旬、香川県オリジナル品種の「おいでまい」が収穫最盛期を迎えている。 おいでまいは、米の食味ランキングで最高ランクの「特A」を四国で初めて獲得し、通算6回の獲得実績を持つ。 昨年度も「A」を獲得しており、大粒で弾力のある食感に加え、暑さに強い品種として県民に親しまれている。

高齢化などによる作付面積の減少が見られるものの、昨年度の作付面積は1170ha、生産量は5616tだった。 今年度の作付面積は1180〜1190haと増加しており、収量の増加も期待されている。
令和7年度「おいでまい・さぬき米」品質・食味コンクールの「おいでまい」部門で香川県農業協同組合中央会賞を受賞した 山下 一氏は、水稲50a(おいでまい20a、コシヒカリ30a)を栽培している。

山下氏は「渇水については、満濃池、香川用水のおかげで大きな影響はなかった。食味を重視し、農薬や肥料の過剰な使用を避けている。 今年度からは田植え時の一発肥料を導入して省力化も図り、今年は降雨の状況に合わせて水加減も工夫した」と話す。
一方、肥料や資材などが高騰する中、米余りや米離れの影響で米価は下降傾向にあるという。 国の概算金は玄米60㎏(約一俵)当たり2万円といわれる中、おいでまいは1万8千円。 香川県では、生産コストの削減に向け、低コスト栽培に取り組む生産者への補助金事業などを実施し、栽培技術の向上や生産者の工夫を促している。









