(医)琴佳会(観音寺市 小野克明理事長)は、地域の障害福祉サービス充実を目指し、多機能型福祉支援センター「ミーナ イーナ」を7月9日に開所した。
観音寺市天神町3丁目2-31。
この地は東保育所の跡地。至近で中央クリニック、放課後等デイサービスを運営する同法人が、社会貢献を目的に障害福祉施設の準備を進めてきた。
開所に先立ち6月下旬、同所で開業報告会・内覧会があり関係者、地域住民らに施設を披露した。

小野理事長は「琴佳会の理念は『地域と共に、健康と幸せを育む』、ミーナ イーナの理念は『障害者、高齢者、地域住民が交流し多様性を認め合う、共生社会の実現』と掲げている。通常の障害者施設として、生活介護、就労継続支援B型、短期入所、それに加えて地域の皆さんにもイベント開催時に利用いただけるカフェ、ジム、道場などを併設している。
地域の一員として迎えられ、地域の活性化に貢献できる障害者施設を目指していく」とあいさつ。完成した施設を案内した。

施設は2棟構成で、A棟には短期入所と道場、B棟には生活介護、就労継続支援B型、カフェなどを配置。延べ面積は約353坪。生活介護の定員は30人、就労継続支援B型は10人、短期入所は6人となっている。
医療的ケアが必要な障害者を受け入れる施設が少ない地域であることから、医療法人ならではの強みを生かした支援体制を整備。理事長は「今後は地域の障害福祉施設が連携し、それぞれの特長を生かしながら、地域全体で障害のある方々を支えていきたい」と展望を語った。
医療法人が障害者施設を新規開所する事例は珍しく、国と県の補助金事業にも採択された。また、このプロジェクトは地域福祉への効果が期待される取り組みとして、四国銀行観音寺支店(近藤宏文支店長)がサステナブル・フレームワークローンにおけるソーシャル・ローンを実行した。
開所に向け、㈱みどり医療経営研究所(高松市 白川哲也社長)が約3年半前から、施設開設支援、補助金申請支援、資金調達など総合的にサポートしてきた。










