12月2日に、坂出みかん共撰場で小原紅早生みかんの品評会が開催された。坂出市は、小原紅早生の発祥の地。偶然、圃場にできた赤い果実は、その甘味から奇跡のみかんとも呼ばれている。
小原紅早生みかんは、12月から1月中下旬頃までが旬。坂出みかん共撰場運営員会の森田正俊運営委員長は、
「全国的にはみかんは裏年だが、香川県は表年。夏は旱魃で傾斜地にある灌水設備のない圃場にトラックで水を何トンも運んだ事もあった。8月の長雨で心配する事も多く苦労が多かったが、10月以降は好天で、収穫時期を遅らせるなど工夫をし、美味しい小原紅早生ができた」と話している。
明日、12月3日(土)は午前9時から坂出みかん共撰場で『小原紅早生みかんまつり』が開催される。
売り切れ御免で、販売が行われるほか、品評会の入賞果実の展示もある。