東かがわ市引田の安戸池(あどいけ)では、牡蠣の試験養殖がおこなわれている。
このほど引田小学校(富田美穂校長)の3年生が、授業の一環として、安戸池を訪れ、IoTを活用した「牡蠣のスマート養殖」の見学を行った。
初めて見る光景に児童たちは興味津々で、養殖に使用しているカゴを見たり、牡蠣の殻を触ったりした。
また、安戸池は、世界で初めてハマチ養殖の事業化に成功した「ハマチ養殖発祥の地」でもあり、ハマチのえさやり体験も行った。
安戸池の牡蠣の養殖は、国のデジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ)の採択を受け、昨年度からモノに通信機能をもたせてやりとりする、IoTを活用して試験養殖に取り組んでいる。
年中、生食用で出荷できる牡蠣づくりを目指し、この秋以降の出荷を目標としている。