ブルーベリーを東かがわ市の農物産にしたいとの意欲を燃やす

「東かがわ市でブルーベリーの栽培を拡大しながら、様々な事業者の方とともに、地域を盛り上げるような取り組みも検討していきたい」と、熱く想いを話すのは、㈱Puzzle(東かがわ市横内)の森本真輝社長

同社は、2017年に設立。全国のショッピングモールや個人店へのジュエリーの卸販売のほか、美容室「Nocc.(高松市春日町)」「ベルポール芦屋(兵庫県)」の2店舗を運営。

森本社長は美容室での勤務をするなか、ジュエリーの卸を営む親族の手伝いをした時に、モノを売ることの楽しさを知ったことをきっかけに独立。

『普段使いしやすいジュエリー』をコンセプトに、ルビー・サファイア・エメラルドなどの希少石を中心取り扱っており、幅広い世代から支持を集めている。

「身近な人達が会社を支えていることもあり、何歳になっても働ける環境を創出していくことが当面の課題(森本社長)」

また、コロナ禍をきっかけに、昨年12月からは約1000坪の畑でブルーベリーの栽培と合わせて、園地に太陽光発電装置を設置する「営農型太陽光発電」にも挑戦中だ。  営農型太陽光発電は、農地に支柱等を立てて、その上部に設置した太陽光パネルを使って日射量を調節し、太陽光を農業生産と発電とで共有する取り組み。

作物の販売収入に加え、売電による継続的な収入や発電電力の自家利用等による農業経営の更なる改善が期待できることに加え、荒廃農地の再生利用という観点からも注目を集めている。

6月からは、同社敷地内の「berryrere」にて、収穫したブルーベリーを使用したパフェの販売やマルシェもおこなわれる。

自身が旅行好きという森本社長は「後々は観光農園としてPRしていきながら、宿泊可能なコテージを作り、インバウンドの呼び込みができる環境づくりにも努めていきたい」と、意欲的。

今後はブルーベリー栽培の規模を拡大しながら、ブルーベリーを東かがわ市の農産物にしていくよう努めていく。

【berryrere】

 営業時間:毎週土曜12時〜15時。

 7月中旬まで営業予定。

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