ハロウィンに、ひとり親世帯がつながる「エアー長屋」が誕生

目指すのは、長屋

NPO団体「はたらくしろくま」が、ひとり親とその子どもが集える場所をつくります。その名も、「しろくまNAGAYA」です。

第一回目はハロウィンの10月31日(日)14時から16時半まで。開催場所は大自然のなかにある複合施設「麦縄の里」(高松市東植田町1361)です。

麦縄の里

麦縄の里

「目指すのは、長屋のような場所」

こう話すのは、NPOの代表で、キャリアコンサルタントの青木久美子さんです。

「子ども達は、手の空いている人がみる。みんなで見守る。面白い大人や、かっこいいお兄ちゃん、物知りのおじいちゃんおばあちゃん、いろんな人に囲まれて、子どもたちは育っていくべき。
誰ひとりとりこぼされず、誰かとつながり、認められる。
エアー長屋みたいな、あったかい関係性・つながりをつくりたいと思います。

日頃お一人で頑張っていらっしゃるお母さん、お父さん。みんなで一緒にスイーツでも食べながら、ゆっくりおしゃべりを楽しみましょう」(青木さん)

NPO代表の青木久美子さん

「はたらく」は生きることを支える営みのすべて

青木さんはキャリアコンサルタントとして、これまでに300社以上の企業を訪問し、育児・介護休業規定の整備や、女性の活躍推進などの助言を行ってきました。

相談支援では、働き方などに不安を抱える人たちの声を傾聴。多くの悩みに寄り添うなか、誰もが自分らしく働ける社会を目指したいとNPOを立ち上げました。

青木さんの考える「はたらく」とは、仕事に限らず、育児や介護など生きることを支える営みのすべてを指します。「職場や家庭以外に、『はたらく』ことをテーマにゆるやかにつながり支え合う関係をつくりたい」と話します。

NPOでは、参加者同士のコミュニケーションを大切にした新たな場づくりを企画。植物の多様性やデザインなど様々なテーマから働くことを見つめ直すワークショップや、一冊の本を通して対話を楽しむ超読書会(アクティブ・ブック・ダイアローグ)のほか、家事や育児を両立させるコツを考える茶話会などを開催しています。

森の多様性×「はたらく」と題して、農学博士で森林インストラクターの横山昌太郎さんを講師に迎え、大川山(だいせんざん)山頂の遊歩道を散策。対話を楽しみました。

アクティブ・ブック・ダイアローグの様子。みんなで分担して1冊の本を読んで、内容について対話する企画。

「しろくまNAGAYA」の参加者を募集

ひとり親世帯がつながる「しろくまNAGAYA」、ただいま参加者を募集中です。先着順となりますので、興味のある方は早めの応募を。

麦縄の里には子どもたちが遊べるスペースや、こだわり素材のスイーツのお店もありますよ。楽しく美味しいひとときを過ごせそうですね。

募集:親子8組程度(先着順)

参加費:1000円(一家族)

主宰:はたらくしろくま

今後も月1回のペースでの開催を予定しています。次回以降は11月23日、12月26日を予定。参加の申し込み、問い合わせはSNSのメッセージより。

【Facebook】 https://www.facebook.com/hatarakushirokuma

【Instagram】 https://www.instagram.com/hatarakushirokuma/

 

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