「一本指で、お好きなメロディーを弾いてみませんか」。
こう呼びかけるのは、ピアノを楽しみながら脳を活性化させる「脳トレピアノ」の香川支部長で、エグゼクティブ講師の池川明美さん(いけがわピアノ教室主宰)です。
(一社)ピアノゆうゆう塾が開発した脳トレピアノは、何気ないおしゃべりや体操などを取り入れた独自のメソッド。遊び感覚で音楽を嗜むうちにピアノが上達し、認知症予防も期待できるといいます。
池川さんは「ピアノ」と「福祉」の知識を持っています。高松第一高等学校音楽科でピアノを専攻したあと、四国学院大学の社会福祉学科にすすみ、老人福祉を学びました。
ピアノ講師歴は30年以上のベテランで、3歳からシニアまで約60名の生徒にピアノを指導しています。これまで、生徒の個性に寄り添う自由なレッスンをこころざし「コンクールを“目指さない”ピアノ教室」などを開いてきました。
今年9月から脳トレピアノ教室を本格的にスタート。「60才以上の方にもピアノに親しんでもらい、健康長寿のお手伝いができれば」と声を弾ませます。初心者からピアノ経験者まで、レベルに合わせた奏法を指導してくれますよ。
いけがわピアノ教室(丸亀市)のほか、丸亀市市民交流活動センター「マルタス」や高松市内のスペースなどで脳トレピアノを開催。体験レッスンを受け付けています。