【事業拡大】オンライン英会話「DMM英会話」の創業者・上澤氏が瀬戸内ワークス(株)取締役に就任、第三者割当増資も実施。

香川県三豊市。香川県の西部に位置する平成大合併で誕生した面積の大きな街。決して地元に大きな産業があったり、経済界の中心となるような大企業や行政主導による経済振興が進んでいなかった。従来までの枠組みではない、同じ目的意識を共有して、寄り集まったユニークな人材が地元の中小企業人と様々な化学反応を興していて、三豊発の様々な取り組みがここ数年、至るところで勃興しており、スタートアップ企業が地域を変えつつある、そうした動きがメディアに興味を持たれ、この数年は様々な媒体で紹介される件数が一気に増えている全国的にもユニークな町のひとつである。
単なる町への移住を促すというのではない、いろんな経歴を持っている多方面で活躍している人材と三豊市との接点を演出、関係人口を徐々に増やしつつある香川県三豊市とは?その中心となる企業。
そのひとつ、宿泊業や観光・まちづくりの領域を中心に地域の新しい仕組み作りなど様々な事業を展開する瀬戸内ワークス株式会社、新たな人材としてDMM英会話の元CEOを本日、取締役に就任。

■上澤貴生氏プロフィール
大阪府生まれ。同志社大学卒。
2012年に単身でフィリピンへ移住し2013年にDMM英会話を創業。その後セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナなどバルカン半島に拠点を築き、7年で世界128ヶ国に稼働講師1万人、有料会員7万人以上という世界最大級の英語学習プラットフォームに育てる。世界中を日々移動し毎年地球を4周以上する生活を8年過ごした後、2021年にCEOを退任しシニアアドバイザーに就任。
日本最大規模のサブスクリプション事業をゼロからつくりあげた経験を生かし、サブスクリプションテクノロジーズを新たに創業。プロスポーツ、ウェルネス、再生エネルギー、教育など様々な分野のリーディング企業や地方自治体とサブスクリプションを活用したジョイントベンチャーを立ち上げている。

■上澤氏の取締役就任の背景

DMM英会話を立ち上げ、7年で世界最大級のサービスに育て上げたサブスクリプションのプロとも言える氏の経験は、同社の経営戦略構築、地域ビジネスの新たな仕組み作りと実行において欠かせない大きな力となるのではないか。次々にスタートアップが生まれるローカルの仲間と共に次の社会の仕組みを一緒に作ることに意気投合し、この度、取締役に就任いただくことになった。また同時に、上澤氏が代表取締役を務めるTONERICO PTE. LTD. を割当先とする第三者割当増資を実施した。

■上澤氏参画による瀬戸内ワークスの機能強化の方向性

・デジタルマーケティング戦略
DMM英会話他、様々な企業におけるノウハウを活用し、データ分析のスペシャリストチームと共にデジタルマーケティング戦略の視点から地域ビジネスをサポートします。
・新事業経営支援
DMM英会話はじめ数々の起業経験をもとに、瀬戸内で起きている様々なプロジェクトの経営支援を行います。
・インバウンドマーケティング
世界128カ国に1万人の講師のネットワークを持つDMM英会話での知見、様々な国の文化背景やニーズを理解している経験を生かし、アフターコロナを見据えたインバウンドマーケティングの支援を行います。

■上澤貴生氏からのコメント
『今まで世界中の色々な街で一緒に遊んできた古田秘馬さんから誘われて三豊に遊びに来たのが今年の2月。初回の滞在は2日、それから毎回来る度に次は4日、次は1週間と伸びていき、最近では三豊に来るとみんなから「お帰りなさい」と言われるようになりました。最初は遊びに来ているだけのはずが、瀬戸内ワークス社長の原田さんはじめ、地元の経営者メンバーの仲間たちが熱く魅力的な人ばかりで、気がづけば地域のプロジェクトに引き込まれていたような感覚です。私のモットーは”誰とやるかが大事”です。どれだけ美しい景色も苦手な人と一緒では感動が半減しますし、何気ない日常の景色でも大好きな人と一緒に見ると美しく見えるものです。この熱く素敵な仲間達が取り組む地域のプロジェクトに私のシリアルアントレプレナーとしての経験が活かせればという思いに至り取締役就任をお引受けする事にしました。』

■代表取締役 原田佳南子のコメント
『うどんに特化した宿があったら面白くない?という古田の声かけに乗り、3年前に「UDON HOUSE」を始めて以来、経営に関しては二人三脚でやってきました。能力と経験、そして圧倒的なアイディアを持つ古田と、東京から地域に飛び込んでただがむしゃらだった私。お互い意見は曲げないので時に衝突することもありました(笑)。上澤さんがジョインしてくださると聞いた時、これからは二人の熱量高めな議論だけでなく、冷静で建設的な議論のもとでビジネスの成長を考えていかなくてはならない、と直感的に受け入れることができました。自主事業の立ち上げも含め、地域内外の関係性構築を行ってきたこれまでの3年間。ここからは、さらにそれぞれの事業を発展させ、引き続き新たな価値の創造を目指して存在感を示して行きたいと思います。』

■瀬戸内ワークス株式会社|会社概要
□社名 瀬戸内ワークス株式会社
□所在地 香川県三豊市豊中町岡本1651-3
□代表者 代表取締役 原田佳南子
□設立 2019年4月2日
□事業内容  宿泊業、ローカルスタートアップ支援事業、プロジェクトプロデュース事業
□コーポレートサイト https://setouchiworks.jp/■瀬戸内ワークス株式会社とは
瀬戸内ワークスは、Making Alternativeというビジョンのもと香川県三豊市を中心に瀬戸内エリアにおける新しい地域の仕組み作り、スタートアッププロジェクトを推進。讃岐うどんの文化を伝える体験型宿泊施設「UDON HOUSE」の運営、地域の仕事と住まいとコミュニティを繋ぐ「瀬戸内ワークスレジデンス GATE」の運営、地元企業を中心とした11社が出資をする瀬戸内ビレッジ株式会社が運営する「瀬戸内の半島の宿 URASHIMA VILLAGE」など地域に必要とされながらもこれまでにない機能を企画している。
「瀬戸内の半島の宿 URASHIMA VILLAGE」と運営者「瀬戸内ビレッジ(株)」出資者達
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