「くらしを守り笑顔をつくる応援隊」を理念のもと、地域に根付いたサービスで存在感を高める㈲おひさま不動産(高松市屋島西町一九二一−一三 中條正彦社長)。
同社は1964年に中條商店として開業。LPガス・住宅リフォーム・水道・電気事業を、高松エリアを中心に展開。
2003年に前社長からバトンを受け取り、より永続的な経営を図るために㈲中條商事の設立を機に、不動産業という新たな分野に参入。
21年より事業の差別化を目的に、宅地建物取引業の㈲おひさま不動産と、LPガス・住宅リフォーム・水道・電気事業の㈱中條商事として会社分割することで、住みよいまちづくりの実現に向けて努めている。
「昨今のオール電化の普及によるLPガスの需要低迷の対策は必要不可欠」という想いから、水道・住宅リフォームなどで工事を伴うことも、専門家と連携しながら、提案から施工までワンストップで対応できる体制を実現。
「点検・工事の際には、お客様の住まいに出入りする立場として、信頼・信用が第一」と、常に顧客目線での経営に余念はない。
今後の事業計画について伺ったところ、空き家の修理・点検・管理等を行いながら、次世代に物件を承継していく為に、空き家にしない仕組みを作っていくことがひとつ。
また、分譲事業による荒廃農地の再生利用にも努めながら、新たな農業の担い手を創出していくことも必要不可欠だと話す。
「地域と連携し、荒廃農地を有効に活用することで、農業経営者の育成に繋げながら地域活性化に繋げていきたい」と、方向性は明確だ。
中條社長は「将来に渡って生き残るためには、地域に愛され、必要とされる会社でなければならない。地域に根差した経営を通じて、行政や企業の方と連携しながら、空き家や荒廃地のない香川の実現に取り組みたい。
また、事業者様に向けては社宅の管理や社員食堂や給湯室にLPガスの提供にも取り組んでおりますので、お気軽にお声がけください」と述べ、今後も企業価値の向上に努めていく。
℡087−841−9811