㈲栗林山荘が3月22日、料理人の想いを込めた和食がいただける食堂をオープンしました。大きな窓の向こうに瀬戸内の空と海、高松の街並みを臨む抜群のロケーション。旅情をそそる空間で、たまには自分にご褒美を。
料理の腕をふるうのは、この道26年のベテラン笹井貴史料理長。四季それぞれに、できる限り地元産の旬の食材を使い、その美味しさを伝えます。
職人の手仕事を感じる海鮮丼(980円)は、瀬戸内の恵みが満載。丼のなかにはカンパチを筆頭に、甘海老やタコ、イクラ。分厚い切り身を食べる幸せを噛み締めたい。魚のアラたっぷりの贅沢なみそ汁、茶碗蒸し付き。
聞けば、「海鮮丼にあわせて酢飯の甘さを控えています。みそ汁の魚のアラを焼き、臭みなく仕上げました」というから、さすがの仕事ぶり。だし巻き卵や香味野菜もいいアクセントになり、さっぱりと食べ進められます。
夏の新メニューに「牛ハラミ陶板焼き」(1480円)が登場。表面を炙って提供されるハラミは芳ばしく、ジューシー。丼以外のご飯は県産ダイシモチ麦入り。
天ぷらや刺し身が一度に味わえる、せとうち御膳(1980円)のほか、とりカツ定食(880円)、海鮮陶板焼き定食(1480円)、あら炊き定食(1480円)などがあります。
食後は隣の喫茶室でスイーツが楽しめますよ。いちごミルク氷(680円)、板長手作りプリン(330円)ほかソフトドリンク各種。
館内にはハンドメイド作家が出品するレンタルボックスも。
「雨天の眺望も心地いいですよ」と、笹井料理長。日常の喧騒を忘れ、豊かな時間が過ごせそう。
営業時間は11時~14時。通常は土日定休のところ、8月のみ土曜も営業。36席。駐車場15台。
絶景食堂
高松市宮脇町2-31-27
Tel 087-834-3000