一度ハマると虜になる、 魅惑の香港漁師料理とは? 廣東料理 楓林

「食は広州にあり」。
世界中の美食家たちを魅了してやまない香港では、膨大な料理店がひしめきあう。そのなかで選ばれ続け、食を極めた香港漁師料理を高松にアレンジしたのが、ここ楓林だ。

店主の関 幸志さん。オープンキッチンから調理の様子が見える

店主の関 幸志さんは、18才から高松の中国料理店などで研鑽を積み、7年前に独立した料理人。国家資格「営養薬膳師」とソムリエ資格を持つ。世界各地で食文化を探求するなか、香港の味に惚れ込んだ。

オリーブ夢豚の酢豚。はざまいちじくを添えて。

「お好みの料理のリクエストに何でもこたえます」と関さん。その日仕入れた食材を前に、”柔軟な発想”で料理を仕上げていくのが香港料理の真髄。農家の熱意が伝わる野菜や肉を使い、旬の魚介は名産地からも取り寄せる。

調理の臨場感はオープンキッチンから間近に見ることができ、味だけでなく、香りや音、視覚でも客をもてなす。医食同源を基本とした滋味深い味わいが、からだに染み渡ることだろう。

活鮑の湯引き

料理は5000円~のコースのほか、職人技を感じられる多彩な一皿を提供。「黒醋古老肉(オリーブ夢豚の酢豚)」(1400円~)、「白灼鮑魚片(活鮑の湯引き)」(1400円~)、「叉焼湯麺(オリーブ夢豚叉焼入り香港そば)」(800円~)ほか。選ぶ食材などにより価格が変わる。

オリーブ夢豚叉焼入り香港そば

店のこだわりは酒にも宿る。関さんが現地で味わい虜になったという甕壺仕込みのジョージア自然派ワインを筆頭に、世界各国から美酒をセレクト。「食も酒も自由に選んでほしいですね」。

気軽なアジア旅が難しい今、食を通じて香港を旅するようなフードトリップ体験を楽しんでみては?

廣東料理 楓林
高松市大工町8-10
Tel 087-802-3829
テイクアウトにも対応。
営業時間18時~終わり次第。月曜定休、月に1度不定休あり。
席数は約20席。座席の間隔を確保して営業。駐車場なし。

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