「さぬきの夢 うどん教室」で、児童が手打ちうどんに挑戦

さぬきうどんの歴史、香川県産小麦「さぬきの夢」を使った伝統的な製麺技術などを子どもたちに伝承、郷土食さぬきうどん、原料小麦への理解を深めてもらおうと、先ごろ三木町立田中小学校で「さぬきの夢うどん教室」が開かれた。香川県、本場さぬきうどん協同組合、かがわ農産物流通消費推進協議会の主催。

講師として、さぬき麺業㈱の香川政明社長がやさしく手ほどき

この日は5、6年生31名が参加。多くの児童が初めてのうどんづくり。延ばしや包丁切りの工程に苦労しながら、自慢のさぬきうどんを完成させた。
当日は本場さぬきうどん協同組合顧問を務める、さぬき麺業㈱の香川政明社長らが講師として登場し指導にあたった。


さぬきの夢に塩水を混ぜる生地づくりからスタート。約40分間、悪戦苦闘しながらも講師陣のサポートを受け、延ばし、切りを無事に終え、大釜で茹で上げお待ちかねの試食。太さも長さもバラバラで、うどん店のうどんとは見た目が少し違うものの、自ら手打ちしたうどんの味は別格。試食はシンプルな、かけうどん。口々に「おいしい」と声を上げ何度もお代わりに向かう児童も。貴重な体験の思い出とともに、うどんをすすり完食した。


また、茹で上げの待ち時間には、県職員が「さぬきうどん」の特徴や歴史を紹介した。

2012年度より実施されているうどん教室は、今回の田中小が通算30回目。これまでに約1,000名の児童が参加している。

11月24日には、善通寺市立中央小学校5年生を対象としてうどん教室が予定されている。

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