令和6年度の1級建築士試験は、合格率の低さなどから「過去10年間で最難関の試験」と言われる。
9月に学科試験の合格発表と、12月25日には設計製図試験の発表があった。
設計製図試験の全国合格者は3,010名で、前年度3,401名に比べ大きく減少。合格率も26.6%にとどまった。
3,010名のうち、57.8%にあたる1,766名の合格者を輩出したのが、建築技術者育成の総合資格学院(東京都 岸 和子学院長)。
独自の講習システム、カリキュラム、教材により6年度も多くの受講生を合格へと導いた。
全国の1級建築士試験で、学科と設計製図試験を1年で合格した1,036名のうち、64.3%の666名が総合資格学院の受講生。
ともに日本一の合格実績で6年度試験を終えた。
香川エリアの1級建築士の設計製図試験合格者は14名で、8名は学院の当年度受講生。ストレート合格者は5名で、うち3名は受講生。
2級建築士の香川県でのストレート合格者は27名で、16名は学院の当年度受講生となった。
先ごろ全国の総合資格学院で合格祝賀会が開かれ、合格者の労を労った。高松校(高松市松福町 山本勲生学校長)は、ホテルパールガーデンを会場に祝賀会を開催。1級建築士、2級建築士の合格者、講師陣らが出席した。
山本学校長は合格実績を報告し「合格がゴールであるとともに、資格取取得により新たなスタートとなる。建設業界の第一線で、この地方、この国を創っていって欲しい」と祝辞を述べ、合格者代表に修了証を授与した。