【地元企業を知ろう】香川県・坂出一高の総合探求で、地元企業経営者らと高校生が対話

 今年度、総合探求(みらい共創)の一環で、探求×DXに取り組んでいる花岡学園坂出第一高等学校(三谷雄治校長)

 先ごろ、「地元企業との対話&発信力向上プロジェクト」として、㈱リレーションアルファ(高松市 吉馴奈緒美代表)と協働で、1年生が県内の企業経営者らと直接対話する機会を設けた。

 1月28日に開いた総合探求には、県内の12の企業・団体から代表者、社員らが参加。約80名の生徒は16のグループに分かれ、各社の担当者と面談した。

会社は自社の紹介、経営ビジョンなどを説明、生徒の自己紹介に続き、質問タイム。

 普段、企業の役職者と話す機会は少ないはずで緊張からか各グループとも静かなスタートだったが、気さくに話す企業人の対応に緊張もほぐれ、どんな学生生活を過ごしていたか、学生と社会人の違いとは、どんな仕事をしているのか、どのような苦労があるかなど積極的に質問していた。進路相談や就活相談をする生徒もおり、丁寧に説明をする企業人の姿があった。

生徒の働くということに理解を深め、将来の選択肢を広げる一助になったことはもちろんのだが、参加した企業側も得るものが大きかったはず。

同校では3月18日に、同プロジェクトの発表会を開催する。

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