県内には、採油場を持つオリーブ生産者は30軒ほど。従業員を抱える大手から家族経営の農家までいろいろだ。
小豆島でオリーブ栽培が始まって2021年で113年目。 温暖な気候に恵まれて、というよりは当時、栽培を志した先人達の知恵と努力の成果だと、小豆島の生産者らはよく話している。
昨年、一昨年までは、11月に入って収穫していた品種も気温が上がったため10月中には収穫された。特に今年は気温が上がるはずの夏に雨続き。 気温も日照時間も不安に感じていたところが多かった。
それでも秋になると台風が少なく、秋晴れが続いてくれた。例年より少し早めのタイミングで収穫を始めた生産者が多く見られた。
収穫のタイミング、これは非常に繊細でプロフェッショナルの目が必要だ。 オリーブの熟度でオイルの香りも風味も全く違う物になる。 今年も、各社は自信を持って「精一杯やった」「例年通りのものが出来た」と 聞いている。
ボジョレ・ヌーボはワインの新酒ではあるが、国産のオリーブオイルも新鮮なうちに試して貰いたい。それこそが、国産、県産でオリーブオイルを作る意義ではないかと考える。