「ふるさとづくり」と自然の力を 活用した地域貢献活動を実施

(公財)オイスカ四国支部(泉 雅文会長)はこのほど、豊かな森林を取り戻すことを目的とした「第26回 山・林・SUN体験」をまんのう町尾の瀬山にて開催した。

同活動は、地域と企業・労働組合等が一体となって参加できる組織的ボランティア活動として毎年開催。今年度は(公財)香川県環境保全公社の助成を活かし、活動に取り組んだ。

オイスカは、住む世界があるべき美しい自然を保ち、そこに住む人々が地域にあった本来の暮らし方が出来るような「ふるさとづくり」と、自然の力を活用した社会課題解決アプローチや持続可能な開発目標(SDGs)達成への様々な活動に努めている。

オイスカ四国支部では、山火事で失った森林を甦らせるのとともに地域住民の憩いの森として整備すべくヤマザクラ植林を手掛けている。

なお、平成22年には、仲南森林組合やまんのう町・丸亀市・善通寺市・琴平町の共同森林組合とオイスカの3者で「尾の瀬山・オイスカ憩いの森」づくりを協働で実施する協定を締結。

5カ年計画で延べ面積2.5haの山桜の補植に努め、これまで合計7500本ものヤマザクラの苗木を尾の瀬山に植林してきた。

現地には、研修生やボランティア等73人が集まり、下草刈りなどに取り組んだほか、参加者全員の名前が記載された手作り看板を現地に設置するなど、自然環境の保全を通じた地域貢献に努めた。

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