『直島旅館ろ霞』がアジアで最も権威のあるデザイン賞「DFA Design for Asia Awards(アジアデザインアワード)2022」にてSPATIAL DESIGN分野・Hospitality & Leisure Spaces部門でブロンズ賞を受賞

瀬戸内国際芸術祭の主会場でもある香川県直島は、ここ数年、格安で泊まれるゲストハウスが急増していたものの、世界各国から訪れる富裕層の旅行者が泊まれるような施設は、ベネッセハウスなどに限られていた。

そうした中で突如誕生した『直島旅館ろ霞』に注目が集まっている。

そのブランディングデザインを担当したのがnottuo株式会社(岡山県西粟倉村、鈴木宏平社長)。このほどアジアで最も権威のあるデザイン賞「DFA Design for Asia Awards(アジアデザインアワード)2022」にてSPATIAL DESIGN分野・Hospitality & Leisure Spaces部門でブロンズ賞を受賞した。

 〜世界に誇れる日本の旅館を直島に作ろう〜
それを合言葉にクライアントやパートナー各社と3年に渡り取り組んできた「直島旅館ろ霞」プロジェクトが、初の海外デザイン賞となる「アジアデザインアワード(2022)」を受賞したことで、日本の「グッドデザイン賞(2022)」に続き、2度目の国際的なデザイン賞の受賞となる。

 〜現代アートに出会う、日本のおもてなしの旅館〜
直島の「家プロジェクト」が立ち並ぶ中心エリアまで徒歩5分の好立地に誕生した『直島旅館ろ霞』。客室露天風呂を備えたスイートルーム8室、プレミアムスイート2室、ろ霞スイート1室の計11室となる本格日本旅館。季節の瀬戸内の魚や近隣の食材を用いた寿司会席を中心としたお食事と、客室露天風呂には岡山・湯郷温泉の濃縮還元した温泉水を用意し、環境に配慮したアメニティ各種を取り揃えたくつろぎの宿。

館内随所に国内の若手現代アーティストの作品が設られており、全客室には「Featuredアーティスト」として半年毎に入れ替わる現代アーティストの描き下ろし作品が展示販売されていて、アートの島である直島らしさを表現。

日本全国や世界中から訪れるアートファンの方々に、瀬戸内国際芸術祭とはまた違ったアート作品やアーティストとの出会いと、アートファン同志の会話が生まれる場として、『直島旅館ろ霞』は日本現代アートにおける発信拠点となることを目指しているという。

『直島旅館ろ霞』概要
住所:香川県香川郡直島町1234
開業:2022年4月14日
定休日:不定休(館内メンテナンス日)
URL:https://roka.voyage/

 〜アジアで最も権威のあるデザイン賞の一つ〜
「アジアデザインアワード」は2003年香港デザインセンターにより設立された、アジアの視点から優れたデザインを表彰する国際的なデザイン賞。アジアの視点に立った優れたデザインを表彰し、デザインの才能や企業がそのデザインプロジェクトを国際的に発表できる舞台となってきた。最高賞「Grand Award」に加え、6つの分野から「Gold」「Silver」「Bronze」などの各賞が選出され、今年は9件の「Grand Award」を含む合計195件が受賞しました。
●DFA 公式サイト:
 https://dfaa.dfaawards.com/
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