(社福)光志福祉会(本部=丸亀市 喜井規光理事長)は、「ネムの木 就労継続支援B型作業所」を開設。先ごろ関係者を招き内覧会、開設セレモニーを開いた。
開設地は観音寺市柞田町甲70-1で、喜井理事長が代表を務める福祉用品販売・レンタル㈱日協堂医療器の隣接地。
高齢者、障がい者福祉に取り組む光志福祉会は丸亀市、観音寺市、高松市で介護付有料老人ホーム、グループホーム、デイサービスセンター、児童デイサービスセンター、特別養護老人ホーム、居宅介護支援事業所などを運営しているが、B型作業所は初めてとなる。
作業場では作業能力、マナー、コミュニケーション力の向上を促し、利用者の「働きたい」という思いに応えていく。
日協堂医療器から委託を受け、同社が福祉用具の貸与事業で使用している、車いすや歩行器、手すり、スロープなど用具類の消毒や清掃点検などメンテナンス全般、専用機器による介護ベッドの分解洗浄・乾燥、動作チェックなどをおこなう。
木造2階建てで延床面積は約740㎡。1階は主に介護ベッドの洗浄、点検作業スペース。2階では車いすや歩行器等のメンテナンスを手掛けるほか、多目的の会議室、事務室などを構える。
佐伯明浩観音寺市長、高城宗幸香川県議会議長、篠原和代観音寺市議会議長ら来賓、取引銀行など関係者を迎えたセレモニー。
喜井理事長は「福祉関連の仕事をしている自分たちが、どのように関われるかを考えた結果がB型作業所。この作業所で、障がい者が親元を離れても自立した生活を送れるよう支援していきたい」とあいさつ。市長はじめ来賓からは「ワクワクする、笑顔の絶えない場所にして欲しい」と、作業所への期待の声が届けられた。
利用は受給者証を保持する18歳以上が対象。利用定員は25名。
利用時間は平日10時〜16時。観音寺市、三豊市については送迎サービスを用意。
随時、施設見学、体験会を受け付けている。
(代)0875-23-7305