台湾第二の台中市からの定期チャーター便乗り入れは 日本の空港で初、香川県の高松空港からスタート!

画像1)  高松空港(株)(小幡義樹社長)と台湾中西部の台中市を結ぶ定期チャーター便の開設を祝う記念セレモニーが開催された。スターラックス航空(グレン・チャイCEO)「台中は、台湾で二番目に大きな都市。定期便に向け香川県とも協力するだけでなく、交流を深めていきたい」と挨拶した。
チャーター便は水・金・日曜日の週3往復予定。3月31日に到着した便は98%の乗車率で、訪れた人々は瀬戸内エリアを巡るツアーや琴平、徳島、愛媛方面の温泉等を楽しみにしており、台中からの便は便利なのでぜひ定期便にして欲しいと話していた。

画像2)  池田豊人県知事も「台湾との交流をますます盛んにし、早く定期便にできるようスターラックスと共に取り組んでいく」と話し、香川県観光協会が用意した、県の観光パンフレット、琴平五人百姓の飴、ヤドンデザインの菓子等を、チャイCEO、大西秀人高松市長、小幡社長らと手渡し歓迎した。
スターラックス航空では、高松線のほか、同日に台中—マカオ、4月2日に台中—ダナン線の定期便を新設し、台湾桃園国際空港に次ぐ、台中国際空港への乗り入れを開始した。  現在、台中市から高松の便は日本での販売はないが、台中市は観光だけでなく産業都市でもあり、今後の定期便化が期待されている。

画像3)   高松空港の小幡義樹社長は「この3年余、コロナの影響で成長戦略が軌道に乗らなかったが、就航を決めて頂けたことは感慨深く、ありがたく思う。経済分野、芸術、文化等で活発な交流のある台湾。地域の皆様と新しい路線を盛り上げていきたい」と記念セレモニーで話した。

画像4) 台湾観光署では、2025年6月30日まで、個人旅行客に向けたキャンペーンを開催中で、25万人に5000元(約2万円)が当たるもの。台湾で二番目に大きな都市であり、今後マーケットとしての見込みも大きい。これまでの交流に加えアウトバウンド誘致にも今後は取り組みが見られそうだ。

画像5)  スターラックス航空では早期定期便を目指しており、定期便移行後は、日本発の利用も可能となる。

4月2日には、高松—上海線の運行再開を祝うセレモニーも開催され、再開初便の訪日客を迎えるだけでなく、出発便においても搭乗客の見送りと記念品の贈呈がおこなわれた。

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