サンポート高松でユニバーサルサミット高松を開催した高松JC

(公社)高松青年会議所(九十九太治理事長 以下:高松JC)はこの度、大型体験イベント「ユニバーサルサミット高松」をサンポート高松にて開催した。

同サミットでは「ユニバーサルデザイン」をテーマに、多様な文化や立場を相互に理解し合うことで、社会活動や経済活動の更なる地域の活性化を目的として実施。

サンポート各エリア別に様々な体験ブールを設けることで、子ども達に働くことへの意味や、地域経済の知識について発信していく。

恒例の人気企画「わくわくワークチャレンジ」では、小学生を対象とした職場体験イベントとして2018年より開催いており、事前予約を開始した早い段階で定員枠が埋まるほど、好評を集めている。  サンポート展示場にて実施された同イベントでは、県内のアナウンサーや介護士、警察官、動画制作など14の職業体験ブースが設置。

アナウンサー体験ブースでは、アナウンサーが、子どもたちと発声練習や原稿を読む練習を実施。

その他、カーボンニュートラルについて学べるボードゲームコーナーも設置され、子ども達はゲームを通じて日常での省エネ活動について学ぶことができる貴重な機会となった。

また、ユニバーサル講演会では認定NPO法人わははネットの中橋恵美子理事長とYouTubeやモデルとして活躍する佐野有美さんを招へい。ユニバーサルデザイン社会に向けた取り組みや、現状について来場者に向けて発表された。

その他、お金のリテラシーやリユース意識・コミュニケーション能力を学ぶことができる「キッズフリマ」や、義足を装着して体験をおこなう「義足体験ブース」、キッチンカーも出店するなど、イベントを通じて親子で楽しい時間を過ごしていた。

九十九理事長は「本サミットでは、当JCが今年度の事業活動に掲げている『国際』『青少年育成』『脱炭素』『パラ』の4つの要素が取り入れられている。

 参加した子ども達に将来の選択肢を一つでも多く持って頂くとともに、『世界都市高松』を目指すにあたって、多くの人々が高松に足を運んで頂けるような基盤づくりに繋げたいと考えている。

 人と人との繋がりが、再び来県するきっかけとなると考えており、活動を通じて地域活性・経済活性の起点となるよう、引き続き貢献していきたい」と述べ、「誰もが住みよいまち高松」を目指しながら、活動に尽力していく方向性を示した。

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