【香川大学】情報推進統合拠点を新設、大学の情報化及びDX推進に意欲

香川大学(筧 善之学長)は、このほど情報を効果的に教育・研究・運営に利活用できる専門的な知識・技能を有する人材を集約する「情報推進統合拠点(幸町キャンパス南5号館)」を設置した。

同拠点は文部科学省からの令和5年度の教育研究組織改革分の概算要求として組織整備。

▽情報メディアセンタ—▽教育情報推進支援センター▽DX推進研究センター▽サイバーセキュリティセンターの4つの下部組織を統轄し、同大学の情報化及びDX推進に寄与することを目的としている。

拠点開所に先立ち、幸町キャンパス南5号館の執務スペースも大幅に改修し、多目的に使用できるコモンズスペースやフリーアドレス制、集中ブースなども設置された。

開所式には筧学長はじめ、大山 智副知事、四国経済連合会の佐伯勇人会長など、多くの来賓がテープカットで開店を祝った。

筧学長は「本学のDX推進のなかで、職員のボトムアップのための『デジタルONEアンバサダー制度』の開始、専門集団を中心に構成された『DXラボ』を結成し、各部署からの開発依頼に基づきながら業務システム内製開発等に努めてきた。  今後もデジタル化・デザイン思考による課題解決・イノベーション創出を実現したい」と意欲的。

情報推進統合拠点の設置を機に、企業との連携も図りながら、情報化をより一層加速させていく方向性を示した。

タイトルとURLをコピーしました