香川電力株式会社(本社:高松市)は、整備工場への空調導入を加速させる特化型キュービクル「PitCube2(ピットキューブ2)」を開発し、2026年4月1日より受注を開始しました。
整備業界において、熱中症対策や人材確保のための「空調設置」は急務ですが、常に立ちはだかるのが「受電設備(キュービクル)の納期問題」です。同社はこのボトルネックを、製品の標準化と国内メーカー3社の強力タッグによって解消します。
■ 背景:空調導入を阻む「納期が読めない」壁
通常、キュービクルは案件ごとの個別設計となるため、発注から納入まで数ヶ月を要することが一般的です。特に2026年4月から施行された「第3次トップランナー基準(変圧器の高効率化)」への対応により、市場では納期がさらに不安定になる傾向にありました。
「PitCube2」は、用途を整備工場などの空調導入に絞った「汎用タイプ」として仕様を標準化。部材調達から組立・検査までの工程を最適化することで、仕様確定後、最短2営業日での出荷という「実質即納」レベルの供給体制を整えました。
■ 「PitCube2」の主な特長
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第3次トップランナー基準に準拠 2026年4月以降の新設・更新に求められる最新の省エネ基準を満たしており、今後の法規制をクリアした計画が立てやすくなります。
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徹底した省スペース設計 設置スペースが限られる現場でも導入しやすいようコンパクト化を実現(75kVAクラスで幅1100mm、奥行950mm)。レイアウト計画のハードルを下げます。
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安全性を高める地絡対策を標準装備 地絡継電器(GR)や零相変流器(ZCT)を標準搭載。整備現場での安全な運用をサポートします。
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ワンストップの全国対応 機器の供給だけでなく、協力会社ネットワークを通じて、空調機器の調達から電気工事、キュービクル更新工事まで全国で相談・手配が可能です。
■ 国内一流メーカー3社による共同開発
本製品は、香川電力が企画・販売窓口を一本化し、トランス設計・製造を株式会社ダイヘン、キュービクル設計・製造を河村電器産業株式会社が担当。国内大手メーカーの技術力を集結させることで、高品質と安定供給を両立させています。
■ 製品概要(75kVAモデル例)
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受電電圧: 6.6kV
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変圧器: 3φ 75kVA(6600/210V)
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外形寸法: W1180 × H2100 × D1145mm
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出荷開始: 2026年5月下旬より順次
香川電力は今後も、導入実績の公開やラインアップの拡充を通じ、整備業界の「電源制約」による課題解決を推進していくとしています。











