ＫＤＤＩ㈱四国総支社（高松市 小林昌宏理事・四国総支社長）はこの度、スマホを活用した防災教室講座「スマホ de 防災リテラシー」を実施した。
本取り組みは同社がこれまで実施してきた「ＫＤＤＩスマホ・ケータイ安全教室」に加え新たな青少年向けの取り組みとして、２０１７年９月よりワークショップ型講座として実施。 大災害が起きたという想定のもと、複数班に分かれて机上の地図を見ながら、スマートフォンとＳＮＳを活用して災害情報を集め、安全な避難経路や避難所、救助に向かう場所を地図上で特定するもの。
受講者には本講座を通じて、信頼できる情報を見極め、必要な情報を正しく発信することを学ぶ「情報リテラシー教育」や、自助と共助の大切さ、災害時に必要な知識や気づきを身につける「防災教育」を学ぶことを目的としている。
講義では生徒達が複数の班に分かれて、机上でのグループワーク形式で開催。一人１台のスマートフォンが貸与し、班で野外活動中に大災害が発生したという想定で、生徒達は専用グループチャットアプリを用いながら情報収集しながら、配布された地図上に載っている安全な避難経路や避難所、救助に向かう場所の特定に努めた。
生徒達からは「自分の情報だけではなく、他人から得る情報の大切さがわかった」といった意見が出ており、グループワークを通じて災害時における情報共有の大切さを学んだ。
