県産米『おいでまい』栽培者、甲乙付けがたし 〜第6回おいでまい品質・食味コンクール表彰

香川県、香川県農業協同組合中央会、香川県農業協同組合、「おいでまい」委員会が主催する、県産米おいでまいの品質・食味コンクールの表彰式が、2月10に行われた。コンクールへの出品は85点。

品質・食味の審査会は、一次審査の食味評価機器及び穀粒判別器を用いた玄米分析で上位30点を選出。近赤外線器機及び味度系を用いた精米分析で上位10点を選出後
、最終審査は審査員8名による食味官能審査が行われた。

最優秀賞である香川県知事賞の穴吹 仁氏(高松市)は、2013年の本格栽培スタート時から作付しており、コンクール出品は5回目、3回目の受賞。

「特別なことはしていません。無農薬で、肥料も冬の間の土作りのみです。
子や孫に安心して食べさせたいというコンセプトで作っています」
長雨の夏も水管理をいつも通りしただけ、という穴吹氏。

「おいでまい」委員会会長賞には、高橋義明氏(琴平町)、三木 徹氏(丸亀市)。
香川県農業協同組合中央会代表理事会長賞に(農)栗熊日の出ファーム(丸亀市)、香川県農業協同組合代表理事理事長賞に山下 一氏(まんのう町)。
激励賞は、川部英則氏(綾川町)、国重義廣氏(綾川町)、片井博文氏(まんのう町)、國方由美子氏(高松市)、長谷川正志氏(丸亀市)。

表彰にあたり、浜田恵造香川県知事からは、県内給食等、地元で広く愛される『おいでまい』は、栽培者の適切な管理で秋の実りを迎えた。今後も多様な宣伝媒体で広報に努めていきたいと話した。

おいでまいは、2010年、地球温暖化による県産米の品質向上のために奨励品種として採用され、2013年に本格的な栽培が始まった。その年の(一社)日本穀物検定協会で催行ランキング、特Aの評価を5回受けている。

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