高松城城趾、玉藻公園にある「披雲閣」で味わう 秋の夜! オリジナルコンサート明日開催!!

 明日10月20日(金)、史跡 高松城跡の玉藻公園内にある披雲閣で、秋の夜をゆるやかに過ごすオリジナルコンサートが開かれる。このコンサートは、秋の夜長を歴史的な空間で楽しんでもらおうと18年前から毎年おこなわれている。毎年100人ほどが訪れる情緒溢れる秋の定番コンサートだ。

 コロナが5類に移行した今年は、離していたステージと客席との距離を従来の距離に戻しておこなうため、より近くで生の演奏や歌声を味わう事ができる。

 披雲閣は、大正時代に建設された建物で、平成24年には国の重要文化財に指定され、現在では、様々なお茶会やコンサートなどのイベントの会場として利用されている。

 コンサートがおこなわれるのは、披雲閣で一番大きな部屋の「大書院」。ふすまや障子を外すと約142畳の広さの空間になり、その広々した座敷で、座布団を敷き、ゆっくりとコンサートを楽しめる。また、普段、夜は開園時間外のため明かりが灯る事はなく、夜の披雲閣を楽しめる機会でもある。

 コンサートでは、古き良き日本の歌や童謡をエッセンスにした、どこか懐かしく琴線に触れる歌が魅力のレインブック山本容子さんが澄んだ美しい歌声でしっとり歌い上げる。

 今年は、童謡やカバー曲のほか、同公園管理事務所の岡一洋所長が、高松城の天守閣復元への熱意を込めて2年かけて自主制作したオリジナルのドキュメンタリー映画、「REBIRTH高松城を築城せよ!!」の主題歌「Kizuki」など約10曲を歌う。

 また、曲の合間にピアノとギターを奏でるサポートメンバーらとの息の合ったトークも楽しめる。

 18年続くこのコンサート。会場の大書院が来年1月から3年間耐震工事で使用できなくなるため、この和の空間での秋のコンサートはしばらくおあずけとなる。ぜひ、この貴重な機会に足を運んで秋の夜を楽しもう。

 日時:10月20日(金)18時開場 19時~20時30分            場所:玉藻公園内の披雲閣 
当日は、西門も東門も開門しており、東門から入ると去年復元された桜御門を通ってスムーズに披雲閣に入ることができる。                                       前売り:1500円 当日:1800円
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