香川県水産振興協会(嶋野勝路会長)、香川県水産課、K A N E M I T S U C A P I T A L H O T E L(株)(市川智久社長)が事務局となり、一年に2〜3回ほど開催している「香るさかなの会」がある。
この会では、県外大手企業の支店等へ赴任して来た県外出身者を対象に地場の魚を、自らの手で捌き、味わって貰おうというもの。
11月に開催された会では4㎏のオリーブはまち、瀬戸内赤足海老、天然ヒラメ、モンゴイカ等が用意された。海鮮料理の『百とら』(高松市福田町)の友澤敏雄氏が講師となり、初心者でも料理しやすいよう、魚介を捌き見事な包丁さばきを見せた。さしみと鮨では切り方が違うことなど丁寧な指導を受け、参加者らは、グループに分かれてオリーブハマチの山かけ丼、さしみ盛り合わせ、フリッター等を作った。海老の頭では赤出汁が用意され、瀬戸内海の幸を味わっていた。
食、魚、料理に興味のある人達に声がけをして集まっており、単身赴任で料理を覚えたと、腕前を披露する人から、普段は一切料理はしないという人も楽しんでいた。 瀬戸内の魚を知り、地元や都心に帰った時に、多くの人にその魅力を伝えて貰おうと取り組んでいる。夏にはタコ縄漁体験とタコ尽くし料理を味わった。次回は、来年3月に開催予定。
香川県に赴任し、興味を持たれた方は、事務局の香川県水産振興会(℡087—811—7738)または、K A N E M I T S U C A P I T A L H O T E L(℡087—831—3330)までお電話で問い合わせを。