【四国経済連合会・四国生産性本部】四国新年交流会 地域経済発展に期待高まる

四国経済連合会(佐伯勇人会長)、四国生産性本部(長井啓介会長)主催の「2024年 四国新年交流会」が1月13日、高松国際ホテル(高松市木太町)瀬戸の間にて開催された。  会場には両団体の会員や来賓はじめ、関係者等約450人が出席した。

主催者挨拶にて佐伯会長は「昨年の四国経済にとって大きな動きとして、四国の新幹線について国の『骨太方針』において前向きな方針が打ち出されるとともに、四国域内においても四県がこれまで以上に結束していく機運が生まれ、実現に向けて大きく前進できた。

 国内では人口減少、少子化問題がより一層深刻さを増しつつ、人手不足、賃上げの動向などにも深く関わる問題であり、旧来の施策の延長線上に留まらず、抜本的な社会構造の変革にまで踏み込んだ対応が不可欠だと考えている。

 急激に時代環境が変化している今、将来の四国を左右する重要な岐路に立っていることを認識し、現実を直視した施策展開を着実に積み重ねながら、産学官それぞれの陣構えを真剣に考えていくことも必要」と発表。

四国経済産業局の小山和久局長(代読:吉岡勝彦総務企画部長)は来賓を代表し「本年は十干十二支の甲辰であり、これまでの努力が実り夢が叶いやすい年と言われている。

 昨年11月にとりまとめた『デフレ完全脱却のための総合経済対策』に盛り込まれた支援施策の有効活用を促進し、四国経済の熱量溢れる新たなステージへの幕開けとなるよう、皆様とともに新たな一歩を踏み出していきたい」と意欲を見せた。

その後、長井会長より「まだまだ課題多く、先行き見通しがたい状況が続いているが、『龍が昇るが如く』未来に向けた飛躍となる年となるよう願っている」と挨拶し、乾杯の発声で開宴。

出席者による賀詞交換会が行われ、参加者は今年の抱負や方向性などについて話し合いながら交流を深めながら、会は盛況のうちの幕を閉じた。

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