松熊工業㈱(高松市一宮町 松熊幹子社長)は、同社農園にて栽培する瀬戸内ブランド「桑の実(マルベリー)」の収穫に合わせて、学習塾「どりぃみんぐアカデミー(高松市 広畑真理子社長)のイベントがおこなわれた。
同社のマルベリー栽培は、「一宮地区の活性化に一助したい」という想いから、同社農園にて約90本(約1000㎡)の桑の木を無農薬で栽培。地元への桑の実の普及とPRを目的に「マルベリー狩り&スムージー作り体験会」を収穫時期に実施してきた。
これまで教育実習での利用の要望が寄せられていたことから、今年は体育祭の振替休日となった5月27日に同アカデミーの生徒等を招き、桑の実の特徴や効能、桑の木の葉を主食とする養蚕の歴史、SDGsへの取り組み等についての説明をおこなった。
また、子ども達はグループに分かれて農園でマルベリーの収穫を体験。スタッフからのアドバイスを受けながら、熟した果実を一つひとつ慎重に手で摘み取り、茎からもぎ取っていた。 その後、自身で収穫した果実をスムージーにして飲んだり、同社からマルベリーで作ったアイスを試食するなど、授業では体験できない。
参加した生徒からは「桑の実は初めて見たけど、実際に食べてみると美味しかった。また機会があればもう一度参加したい」と、マルベリーの魅力に目を輝かせるとともに、これまで知らなかった『地域の魅力』を認識することができる貴重な機会となった。
体験を通じて広畑社長は「教育現場では得られない知識を体験してもらうことで、これからの学習に活かしてもらいたい」と、子ども達の成長に期待を寄せた。
一方、同社が運営する桑の実専門店「パインベアーの農園」では、「冷凍桑の実(2970円/1㎏)」、「桑の実スパークリング(1520円)」、「桑の実ジャム(800円)」など、販売中。
詳細・問合せは同社まで。 Call 087−886−2828