【包括協定】ゆめタウンの㈱イズミと高松市 連携協定を締結 地域の課題解決へ

大型商業施設「ゆめタウン」を展開するスーパー大手㈱イズミ(広島市 山西泰明社長)は5月31日、高松市地域課題解決に向けた連携・協力に関する包括協定を締結した。

大西秀人高松市長と㈱イズミの溝口 晋上席執行役員GMS本部長は、高松市防災合同庁舎で開かれた締結式で協定書に署名し、包括連携協定を結んだ。同社が市町村と同様の協定を結ぶのは、廿日市市(広島県)、岩国市(山口県)などに続いて6件目となる。

協定に基づき、災害時には被災者支援として、物資調達のほか、一時避難場所や車両避難場所として店舗駐車場を開放するなどの協力をおこなう。

また、7月以降を目処に、各種申請窓口をゆめタウン高松に設置するなどし、マイナンバーカードの申請受付やマイナポイント登録を支援していく予定。このほか、ゼロカーボンシティ推進の支援のための周知・啓発活動への協力や、観光振興、地産地消推進支援なども連携事業に盛り込まれている。

大西市長は「幅広い層に支持されているゆめタウン高松に、地域の課題解決に協力いただき、大変心強く思う」と感謝を述べた。

溝口上席執行役員GMS本部長は「ゆめタウン高松は、創業者の山西義政にとって特別な思い入れのある店。ここでの成功が弊社の今の姿に繋がっており、来年の25周年を前に、このような形で地域に貢献する機会をいただき嬉しい」と協定締結に込めた思いを話した。

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