香川証券㈱(高松市 中條博之社長)はこの度、証券会社の役割や資産運用の重要性についての理解を深めることを目的とした出前授業を香川大学附属高松中学校にて実施した。 授業が行われた同校では、3年生3クラス約100名を対象に実施。
授業では同社職員が講師を務め、大手企業やゲーム会社等の株価チャートを用いながら投資の仕組みやリスクについて解説。
昨今のインフレの進行による物価高騰や預金金利の低下、年金受給額の減少を踏まえながら、「何もしないことがリスク」と考えを述べ、預貯金だけではなく将来に備えるための資産形成の重要性について説明。
また、株式や投資信託などで得られた収益に税金がかからないNISAと、1月から始まった新NISA制度の仕組みについても解説。
「分散投資」と「長期投資」によるリスク管理を意識しながら、将来のライフプランを形成する重要性について理解を深めた。
授業を通じて生徒からは「初給料をもらった時にNISA口座で運用してみたい」「投資は怖いイメージだったが、デメリットだけではなくメリットも大きいのだと知ることができてよかった」という声が上がった。
同社経営企画部の安田隆朗次長は「若年層にNISA制度を正しく説明することで、より多くの方に投資、資産運用の重要性を理解していただきたい」と期待を寄せた。
新NISA制度については日本証券業協会としても積極的に制度周知に努めており、この機会が地元の子ども達の将来に一助となることに期待が寄せられる。