株式会社昭文社ホールディングス(千代田区麹町 黒田茂夫社長)とその子会社である株式会社昭文社(千代田区麹町 清水康史社長)は、知的好奇心をくすぐるビジュアルブック『絵本のようにめくる建築の物語』を10月22日に発売した。
ル・コルビュジエ、ザハ・ハディド、丹下健三、隈研吾など世界の名だたる建築家が手がけた、各地の63の近現代の建築。モダニズム建築の代表作品から最近話題のニューフェイスまで、そのデザイン手法と驚きの技術力、そして教養として身につけたい知識を、選りすぐりの写真とシンプルな解説が特徴となっている。
特徴
掲載している建築は、その主要用途によって、「美術・博物館」「オフィス・商業ビル」「宗教施設」「競技場・劇場」「住宅・ホテル」「官庁施設」「文化施設」「交通施設」「研究施設・工場」の9カテゴリーに分けられている。見開きページに各建築が持つ魅力を最大限に表す写真を採用し、大人の知的好奇心をくすぐる見どころ説明とカラフルな誌面構成で、まるで絵本のようにページをめくるたび、ワクワク感と建築に関する基本教養が増していく一冊に仕上げた。建築に少しでも興味がある人は必見。日本の建築は太字で表示したもので、香川県庁が官庁施設で紹介されている。
近年の建築物では全体的に権威を象徴として建築物に投影する傾向の中東や中国の建物が多い印象。欧米の歴史的建築物とともに、うまくバランスを取りながら、世界の名建築と云われるものは網羅されていると感じる。是非、旅の目的地としても掲載された建物を注目してみたい。
◆ 美術館・博物館|オフィス・商業ビル|宗教施設◆
ビルバオ・グッゲンハイム美術館、ニテロイ現代美術館、ユダヤ博物館、ポンピドゥー・センター
銀河SOHO、銀座メゾンエルメス、クライスラー・ビル、中国中央電視台本部ビル
ロンシャン礼拝堂、マスジェデ・ナスィーロル・モスク、クライストチャーチ大聖堂、築地本願寺
◆競技場・劇場|住宅・ホテル|官庁施設◆
シドニー・オペラハウス、新国立競技場、ウォルト・ディズニー・コンサートホール
ラルブル・ブラン、オクラホマ(WoZoCo)、カサ・ミラ、落水荘、ファンズワース邸、キューブハウス、ドイツ連邦議会議事堂(ライヒスターク)、MI6本部ビル、バングラデシュ国会議事堂、香川県庁舎
|| 文化施設|交通施設|研究施設・工場
アラブ世界研究所、王立ポルトガル図書館、新アレクサンドリア図書館、せんだいメディアテーク
北京大興国際空港、アラミージョ橋、リエージュ=ギユマン駅、BPペデストリアン・ブリッジ
ソーク生物学研究所、ファクトリービルディング、大阪広域環境施設組合舞洲工場、アインシュタイン塔
「絵本のようにめくる」シリーズについて
① 綺麗な写真を眺めながら、知識も得られることがコンセプト。
②旅心をくすぐるビジュアルに添える解説文は、要点を押さえて最小限にとどめ、SNS時代に即したビジュアル教養読本に。
③ 分野ごとのプロフェッショナルな知見を持つ監修者により、厳選された価値あるコンテンツを提供。
④2020年6月に発売した『絵本のようにめくる 世界遺産の物語』を皮切りに、『絵本のようにめくる 世界遺産の物語 地球の記憶編』『絵本のようにめくる 城と宮殿の物語』『絵本のようにめくる 世界遺産の物語 色彩の魔術編』『絵本のようにめくる教会の物語』と絵本のように〜シリーズが登場。
今回はシリーズの第6弾。
商品概要
商品名 : 『絵本のようにめくる建築の物語』
体裁・頁数 : A5変判、本体144頁
発売日 : 2021年10月22日
全国の主要書店で販売
定価 : 1,540円(本体1,400円+税10%)
出版社 : 株式会社 昭文社