産業用はかりの製造・販売を行う鎌長製衡株式会社(高松市、鎌田 長明社長)は、複数拠点のトラックスケールをリモートにて一括管理できる新システム「トラックスケールリモート計量管理システム」を提供をこのほど開始したと発表。
近年、少子高齢化に伴う人手不足により、廃棄物処理事業者は人材確保のための対応を迫られている社会背景がある。また人手不足に伴う長時間労働等が業界全体での課題とされてもいる。
こうした問題を受け、鎌長製衡では複数ヤードのトラックスケールをリモートにて一括管理できる「トラックスケールリモート計量管理システム」を開発した。
このシステムにより、従来は各拠点にオペレータを配置して行っていたトラックスケールでの計量業務を、離れた場所から一括管理できるようになり、人手不足の解消・人件費の削減が可能になる。
「トラックスケールリモート計量管理システム」 https://www.kamacho.co.jp/scale/3682/
もう一つ、このシステムの利点は導入コストが安いということ。VPN(Virtual Private Network:仮想LAN)を使用することにより、各拠点が同一ネットワーク上に構成され遠隔での計量業務が可能になる。インターネット回線を使用するため安価に導入できる。
■会社概要
商号 : 鎌長製衡株式会社
所在地 : 〒761-0196 香川県高松市牟礼町牟礼2246番地
創業 : 1880年10月 設立 : 1947年1月
事業内容: 産業用はかり、計量システム、計測制御、
リサイクル用処理機器の製造及び販売
資本金 : 8,000万円