売り切れ御免!高松市「うなぎ 一富士」はなぜ旨い?

多くの美食家を唸らせている話題の名店「うなぎ 一富士」(高松市屋島西町2506-17)。

シックな外観。店内は、シンプルで木の温もりを感じる空間ですよ。

「昼までに鰻が売り切れて、夜は営業していないことも多いです」と、大将の長尾雄二さん。
毎朝愛知や鹿児島から仕入れる新鮮な鰻は、大ぶりで肉厚のものを厳選。大将が一尾ずつ丁寧にさばき、熟練技で焼き上げていく。

大将は「ちょっと見てって!」と元気に焼き場を案内してくれました。

一尾の「うな重・松」(3300円)の蓋を開けると、継ぎ足しのタレをまとった艶やかな鰻がお目見え。鰻は蒸さずに地焼きすることで、脂を逃さず身はふっくら、皮目はカリッ。滲み出る甘い脂まで堪能できる。青々とした山椒をパラリとまとえば、鮮烈な香りとの相性がクセになる。
肝の旨味が溶け出した「肝吸い」のやさしい味わいにもほっと癒され、まさに口福のご馳走だ。

ふわふわの身!美味しかった…。ごちそうさまでした。

4月に開業一周年を迎えた一富士。「オープンから間もなくコロナ禍で一時閉店しましたが、6月に再開したときには連日満員で」と嬉しそうに振り返る大将は、「美味しかったよと笑顔で帰っていただけるお店であり続けたいです」と優しく微笑む。

半身のうな重・梅2200円、一尾半の特別重4400円(お重は肝吸い付き)、うな丼1980円、白焼き(一尾)2970円、白焼き定食3300円、蒲焼き定食3300円、うまき880円ほか、アルコールも用意。持ち帰り用の鰻弁当2916円。

うなぎ 一富士

高松市屋島西町2506-17

Tel 087-843-3370

営業時間11時~14時、17時~20時、売り切れ次第終了(日曜定休)。早めの予約がおすすめ。座敷、テーブル、カウンター計28席。共有駐車場25台。

換気・消毒の徹底、スタッフのマスク着用など、感染対策を十分に講じて営業している。

※本記事は「かがわ経済レポート」(2021年4月5号)より、編集してお届けしました。最新情報は店舗までご確認を。

 

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