2026年2月12日、KDDIアジャイル開発センター株式会社(KAG)は、香川県高松市に国内13拠点目となる「高松オフィス」を開設することを発表しました。
高松市役所で行われた立地表明書の提出式には、同社の木暮圭一社長と大西秀人市長が出席。地方創生とIT産業の発展に向けた強固な連携をアピールしました。単なる事務拠点の設置に留まらない、今回の進出の「3つの重要性」を紐解きます。
IT業界以外では聞き馴染みの薄い「アジャイル(Agile)」という言葉。これは英語で「素早い」「機敏な」を意味します。
従来のシステム開発(ウォーターフォール型)が、数ヶ月〜数年かけて完璧な計画を立ててから作るのに対し、アジャイル開発は「小さな単位で実装とテストを素早く繰り返す」手法です。
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変化に強い: 途中で要望が変わっても柔軟に対応できる
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価値を早く届ける: 最小限の機能からリリースし、ユーザーの声を聞きながら改善する
変化の激しい現代のDX(デジタルトランスフォーメーション)において、この「走りながら考える」スタイルは必須のスキルといえます。

KAGが高松を選んだ背景には、同市が推進する企業誘致と、四国エリアにおける高いポテンシャルがあります。
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地域経済への貢献: 「高松から全国へ」を合言葉に、地元企業との共創を目指します。
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U・Jターンの受け皿: 「東京と同じレベルの仕事」を地方でも可能にすることで、地元出身エンジニアの帰還(Uターン)や、移住者(Jターン)を支援します。
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教育機関との連携: 市内の大学や高専との産学連携を強化。学生に実践的なアジャイル開発を経験する場を提供し、次世代のITリーダーを育成します。
高松オフィスは、シェアオフィス「co-ba takamatsu」内に設置されます。KAGはリモートワークを基本としつつ、物理的な「集まる場所」も大切にするハイブリッドな働き方を提唱しています。 首都圏との給与水準や案件の格差をなくすことで、「地方に住みながら最先端のエンジニアリングに携わる」という、エンジニアにとって理想的な環境が整備されます。
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名称: KDDIアジャイル開発センター 高松オフィス
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所在地: 香川県高松市鍛冶屋町6-11 AHビル co-ba takamatsu No. 4
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開設日: 2026年2月13日
今回の進出により、高松市が「四国のITハブ」としてさらに進化することが期待されます。








