中讃地区で飲食事業を展開する（株）玄奥（丸亀市土器町東八ー五一五 佐野尚希社長）は4月18日、運営する「渡系ラーメン 玄奥門 イオンタウン宇多津店」（宇多津町浜ニ番丁一六）の店内に骨付鳥専門店「鳥屋 玄奥」をオープンした。昼はラーメン屋、夜はラーメンと骨付鳥の店として広く集客を狙う。
メニュー開発は、共同経営者で元割烹料理人の渡辺幸樹氏が担当。和食の発想や技術を生かした、新感覚の骨付鳥を考案した。「長く愛されるように」との思いから化学調味料は使わず、スパイスにも天然素材のだしを配合。仕上げに丸一日、独自の漬け込み熟成を行うことで味をなじませ、ジューシーかつやわらかな食感を生み出している。価格は980円。
また骨付鳥にかぶりつく文化がない人でも手軽に食べられるようにと、肉を一口大に切った「親鳥の切り身焼き」（580円）や「手羽先」（700円）も用意。生ビールやハイボール、レモンチューハイといったアルコール類もそろえている。
さらに店舗外の広場では、フードデリバリーテーブル「うたチル（宇多津Chillガーデン）」を試験的に営業中。スマートフォンでテーブルのQRコードを読み込めば、店員を呼ぶことなくフードやドリンクを注文できるという。
佐野社長は「丸亀で長年骨付鳥の製造・販売を手掛けていたことから、宇多津にも本格的な骨付鳥の店をオープンしたいと考えた。ラーメンも骨付鳥も、和食の職人が日々研究を重ねている。進化し続ける味をぜひ味わってもらえたら」と話している。
席数48席（店内28席、「うたチル」20席）。店内営業時間は11時〜15時（L・O14時30分）、17時30分〜21時30分（L・O21時）。「うたチル」営業時間は平日17時30分〜21時、土日祝11時〜21時。無休。
